わたしはすべてを持っていた
メールをご紹介します☆
じろーさん
こんにちは!
壮絶な難病生活、わたしにはとても耐えれないと思いますが、
よく、がんばられましたね、、
すごい苦痛に耐えられて、
その精神力は、どこからくるのでしょうか??
そして、回復されて、良かったですね!
私たちに、勇気や希望を与えて下さり
ありがとうございます!
励まされています。
これからもよろしくお願いします^ ^
(Kさん)
◇
こちらこそ、ありがとうございます^^
> その精神力は、どこからくるのでしょうか?
松井の精神がそんな褒められたものかどうかはともかく、そのことなんですよ。前回、書いたのは。
「どこからきているか」と問われれば、
シャカのことばからきています。
これがわたしの土台です。
わたしが好きなのは、ことばです。
松井は宗教もパワースポットも興味ありません。寺も仏像もそそられません。高校の修学旅行で奈良の大仏にいきましたが、先生が「受験の合格を祈っておけ」と言うのでクラス全員頭を下げるなか、わたしはうしろでふんぞり返って腕組みしてました。なん、これ。こんな意味不明なもんに受験を左右されてたまるか。
なので宗教になった現代の仏教は、どうでもいい。超どうでもいい。
わたしが好きなのはオリジナル版です。2600年前の、まだ美しかったころのシャカのことば。
これを発信するのは、正直、とても悩みました。
だってー。おかしな人と思われるのヤじゃん。せっかく健康情報で、ちょっとは信用してもらえるようになったのに、わざわざリスクをとらなくっても。
と思っていたのだけれど、信用、なくした。
4年前、メルマガで、まちがった広告を流してしまった。
正しい情報を発信することだけが、ジャーナリストとしてネット上に存在する価値だったのに、価値、なくした。
引退すべきじゃないか。
1年、白髪をドッと増やした。
うん。決めた。
最後に、やり残したことをしよう。
なぜクローン病が治ったか。
いちばんのキモ、
シャカのことばを発信しよう。そして消えよう。
これを語らないと、
いちばんだいじなことを言わないままになってしまう。
食事だけでもダメ。
免疫だけでもダメ。
シャカのことば。わたしは、この土台がないと治らなかった。
くれぐれも誤解のないようにお願いしたいが、病気を治すためにシャカのことばがあるのではない。「死ぬのになんのために生きるのか」に答えを出すためにある。
結果として、これが土台になった、のだ。
体へのアプローチだけで治ったひとも大勢いる。
が、わたしのようなこじらせクンは、心へのアプローチが必要だった。
心の土台が必要だった。いずれ死にゆく体を、なんのために、激痛に耐えて治すのか。納得できる答えが。
なので絶対にこれは言わなければいけないのだけれど、ずっとためらっていた。
嫌われたくなかった。
なに松井、そっち行っちゃうの? と。
でも、もう、いい。そんなこと、どうでも。
最後にこの言葉、きいてくださる方にだけは、きいてもらおう。
失うものがないというのは、いいものだ。
でYouTubeでしゃべり始めたのが3年前のこと。
そしてこの3年間、
なんと、
だれも悪口を言ってこない。
それどころか、感謝のことばが、いままででいちばん寄せられた。
◇
講義では、お釈迦さまの言葉を伝えて下さっているのですが、じろー先生の言葉は暖かくて重くてそして厳しい。
きっと難病や死に対し悩み苦しみ抜いたからこその「言葉」の重みが私に大きく響いたのかもしれません。
だから私はまだ生きています。ありがとうございます。
(きく さん)
◇
まさか松井さんに健康関係からこんな世界に連れて行ってもらうとは思ってもいませんでした。私は「死にたい」と強く思ったことはない、いい加減に生きてきた人間ですが、ついてきてラッキーだったと思っています。体の毒だしとともに、心の毒だしをやっていきたいと思います。
ありがとうございます。
(キーヤンさん)
◇
ああ。
わたしは、失っていなかった。
すべてを持っていた。
どうして今まで隠していたんだ。わたしは、ばかだ。
わたしの、いちばんのコアを、さらしても、死なないし、嫌われないんだ。
だいじょうぶだ。
わたしは、わたしのままで、みなさんに受けいれられている。
クローン病が治ってきたのはこのころからです。
ありがとうございます。
本当にありがとうございます。
【第3部 心へのアプローチ編 おわり】
あと数回、まとめを書いて、「クローン病中ひざくりげFINAL」を締めくくります。
◆編集後記
超絶 好き嫌い分かれるとおもうので、関心ある方だけどうぞ。
もうしばらくはネット上で厚顔(こうがん)をさらしていてもいいのかなと思ってます。
松井そっち行っちゃうの、との心配は無用です。そっち、興味ないんで。